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奥城崎シーサイドホテル

今回ご登場いただくのは、兵庫県北部の竹野海岸に立地する「奥城崎シーサイドホテル」。支配人の森上光春さんと、予約業務を主に担当されている佐藤元気さんにお話をお聞きしました。

竹野海岸沿いの好立地を生かす

部屋からの景色はまさに「シーサイド」

「奥城崎シーサイドホテル」は竹野海岸の国立公園内に立っており、この立地が最大の魅力になっています。特に、部屋から望む日本海はまさに絶景で、「部屋に入ると、海がぱっと目に入り、まずここで感動していただけます。」と佐藤さんは話されていました。

取材に伺った日はちょうど快晴で、澄んだ空と青い海が窓の外に大きく広がっていたのが印象的でした。部屋からの景色は季節によって様々な顔を見せてくれるとのことで、どの時期に行っても竹野の美しい自然が宿泊者を迎え入れてくれることでしょう。

地域社会とともに

地元と一体となった取組み

佐藤さんは、本業務であるフロント・予約係の枠にとどまらず、ジオカヌーのインストラクターや利用促進策の企画など、様々な業務に従事されています。日常を忘れ、現実からエスケープできる仕掛け作りがお客様の満足につながると佐藤さんは語られており、そのために様々な取組みをされてきたそうです。そのなかでも特筆されるものとして、地元との多彩なコラボレーション企画があります。

具体的には、出石皿そばめぐりや兵庫県但東町でのチューリップまつりなど、地元イベントとコラボレーションしてのPRや、香住鶴株式会社と連携しての新商品開発、但馬牛と八鹿豚の食べ比べを料理メニューへ入れ込むために地元農家や事業者と調整をおこなうなど、多くのコラボレーション企画に積極的に取り組まれてきました。また、年に数回地元の敬老会を招いて演劇会を設定するなど、地元の人々とのつながりを深める取組みも積極的に行われているそうです。これらは、地元の方々から大変喜ばれており、「地域の方々と一緒になってこの取組みを続けていきたい。」と語られていました。

この取材を通して、地域社会において「奥城崎シーサイドホテル」が果たす役割は大変大きいものがあり、様々な取組みの結果が地域共生につながっていることを感じました。

支配人として心掛けていること

森上支配人は、宿全般の運用を考える立場にあり、働く方全員が偏りなく休みを取れるように、また同じスキルになるように、情報共有を抜かりなく行うように気を配っていると語られました。働きやすい環境という基盤づくりがお客様の満足度につながると考えられており、従業員と現場を見てからマネジメントにメスを入れるように心がけているそうです。マニュアルだけではどうにもならない部分がある接客業をしっかり回していくために考え行動に移す日々で、地域の中で大きな宿である「奥城崎シーサイドホテル」を続けていくために、そしてもっと大きくしていくために考え続けておられます。

施設情報
奥城崎シーサイドホテル
おくきのさきしーさいどほてる

〒669-6201 兵庫県豊岡市竹野町竹野賀嶋4

℡:0796-47-0666

http://www.okukinosaki.jp/