今回ご登場いただくのは、日本三景のひとつである天橋立に立地する「文珠荘」。フロントならびにブライダル担当の小西麻里さんにお話をお聞きしました。
お客様に寄り添った案内を提供したい
小西さんは、文珠荘敷地内にある石釜レストラン「MON」がオープンした2014年に入社され、フロント係・ブライダルプランナーとして活躍してされています。主なお仕事は、お客様のお出迎えや、チェックインおよびチェックアウトの手続き、お部屋までの案内、お土産屋やラウンジでのお客様対応など、お客様と直接接する業務がメインとのことです。小さい頃から人と接することが好きだったといい、業務の中でも、お客様によって接し方を変えていくことに楽しさを感じているそうです。
小西さんが仕事をする上でこだわっているのは、お客様に地元の観光地について尋ねられた際に、しっかりとしたご案内が出来るように普段から知識をつけておくということ。情報収集のために、イベントに出席したり、新しく出来たカフェのリサーチを日常生活の中で精力的に行っていらっしゃるそうです。普段から地元の観光地についてリサーチしていることで、お客様との会話の幅も広がったと語られていました。
四季で移り変わる景色を楽しんで
文珠荘のおすすめポイントを、小西さんに紹介していただきました。
「この宿で特に見てほしいところは、季節や場所によって様々な風景を感じていただけるという点です。テラス、レストラン、お部屋、それぞれの場所から季節によって変わる景色がお楽しみいただけます。私が特に好きなのは、5月の新緑の季節の景色です。」
お部屋には従業員からのメッセージが描かれたはがきと、地元の伝統工芸品である「丹後ちりめん」で作られたてるてる坊主が出迎えてくれます。このてるてる坊主には「丹後地方は雨の日が多いので、お客様に良い天気で旅行していただけるように。」というメッセージがこめられているそうです。