〜 JRおすすめ北近畿の宿 〜
かにの宿 丸世井

今回登場いただくのは、兵庫県の日本海沿いに位置する香美町香住にある「かにの宿 丸世井」。
ご主人の清水浩仁さんと接客係の安田真美さん(写真左)、同じく接客係の田中柚妃さん(写真中央)にお話しをお聞きしました。

笑顔とふれあい

笑顔でお客様をお迎えする

安田さんと田中さんは、お客様の案内業務からお料理の盛り付け、配膳などを受け持っていらっしゃいます。お二人とも香住が地元で、縁があり丸世井で働くことになったそうです。香住はカニはもちろんのこと、あわびや岩ガキ、但馬牛など食の宝庫であり、魅力がたくさんあるとお二人は語られました。インタビュー時も和やかな雰囲気で応じていただき、ご主人の清水さんもこのお二人について、「お客様へのアンケートでも笑顔や接客が良いというお声をよく頂いています。」と誇らしげに語られました。

お客様とのふれあいを大切に

接客で特に心掛けていることとして、安田さんは次のようにおっしゃいます。「あまりかしこまり過ぎずに、お客様にあわせて会話のキャッチボールを楽しんだり、お子様がいらっしゃる場合は、最初にご飯をお出ししたり、ジュースに氷を入れてよいのかお伺いするようにして、お子様目線での配慮を心掛けるようにしています。田舎に帰ってきたようなゆっくりと過ごしていただけるような空間を提供できればと思います。」
田中さんも、「お客様に楽しんで過ごしていただくよう、いつも笑顔を心掛けて」接客にあたられているとのことで、お二人ともお客様とのふれあいを大切にしていらっしゃる様子が伝わってきました。

帰ってこられる場所になりたい 

心温まる意匠の館内

フロントやロビー、廊下には女将さん直筆の書や手作りの小物が所々に飾られており、ほっこりとする温かみを感じることが出来ます。部屋ごとにこだわった可愛いルームプレートやカギについているキーホルダーも女将さんの手作りであり、材料の木から自分の手で仕上げられているとのことです。自然の素材とハンドメイドの心温まる丸世井ならではのおもてなしを感じることができます。

お客様との結びつきが広がる

従業員の温かい接客と館内のほっこりする雰囲気はお客様にも好評で、この旅館を利用されるお客様はリピーターが多く、同じ時期に毎年お見えになる方も多いそうです。田中さんも「お客様に楽しんで過ごしていただき、また丸世井に帰ってきていただければ嬉しいです。」と話されており、この宿の温かさがお客様に伝わり、何度も訪れたくなる雰囲気が私たちにも感じ取れました。
例年訪れるお客様は、お子様の成長など近況の変化についてもよく話されるといい、リピーターのお客様とのふれあいはもちろんのこと、新たに若い世代の方も一緒にお越しになるなど、お客様との結びつきの輪がどんどん広がっていくのが嬉しいとお二人は口をそろえて語られました。

施設情報
かにの宿 丸世井
かにのやど まるせい

〒669-6544 兵庫県美方郡香美町香住区香住31-1
Tel:0796-36-0028(代)
https://www.kaniyado-marusei.jp/