傘松公園

京都府宮津市にある日本三景・天橋立のビューポイント『傘松公園』。ここは天橋立の北側に位置しており、阿蘇海、宮津湾、若狭湾といったすばらしい眺めが楽しめるスポットです。リフトやケーブルカーに乗って公園へ上がると、名物・股のぞきやかわらけ投げの他、絶景を望みながらのお食事など楽しみ満載!春は桜が咲き誇り、天橋立のフォトスポットとしても人気です。今回は天橋立観光の際には、ぜひ訪れたい傘松公園のオススメポイントを紹介します!

Point.1:眺望「昇龍観」と名物・股のぞきを体験

傘松公園から望む天橋立の眺望は、斜め一文字に眺めることができ、龍が天を昇っていく姿は「昇龍観」と呼ばれています。公園内をせり出すように設置されている「スカイデッキ」からの眺望は迫力満点!さらに公園内には股のぞき台やウッドデッキなどが設置され、各所から天橋立の迫力ある景色を大パノラマで楽しむことができます。

また「股のぞき」発祥の地とされており、股のぞきで天と地が逆転して見える天橋立は、その名の通り天に架かる橋のように見ることができます。これは実際に行って体験してみてください!

Point.2:眺望レストラン「AmaTerrace」で絶景ランチ

公園内にある施設AmaTerrace(アマテラス)の2階には、展望レストラン「AmaDining(アマダイニング)」があり、目の前に広がる海と天橋立の絶景を眺めながら、喫茶・お食事を楽しむことができます。また、お土産コーナーでは、オリジナルキャラクター「かさぼう」グッズの他、丹後ならではのお土産も豊富に揃っているので観光のお土産にぜひ買って帰ろう!

宮津名物・竹中罐詰のオイルサーディンを使用した「オイルサーディンパスタ」は天橋立ならではの逸品です。

Point.3:仏閣巡り「成相寺」&「元伊勢籠神社」

傘松公園を楽しんだ後は、登山バスに乗って約7分の成相寺(なりあいじ)へ。西国第28番札所の古刹には、左甚五郎作の『真向きの龍』の他、平成になってから復元された美しい五重塔があります。

ケーブル・リフト乗り場のすぐそばにある、元伊勢の一社で「元伊勢籠神社」とも称される、丹後一之宮「籠神社」(このじんじゃ)は、奈良時代の養老三年(719年)に丹後一の宮に定められた丹後第一の大社です。籠神社の歴史は神代の時代までさかのぼり、伊勢神宮の元になったとされています。


傘松公園へは、京都丹後鉄道「天橋立駅」より徒歩5分、智恩寺を抜けた天橋立桟橋より「天橋立観光船」に乗っていくことができます。一宮桟橋まで約7分の海上散歩を楽しんだ後は、ケーブル・リフト乗り場まで徒歩5分。公園には非日常の乗物であるリフトに乗って上がるのがオススメです。吹き抜けの風を感じながらリフトにゆられ、振り返ると解放感抜群の天橋立の景観が最高です。91台の椅子がリフトに利用されていますが、1番椅子は「金の椅子」といううわさもあります。ぜひ探してみましょう!
◎時刻表、乗り場、お得なチケットはこちらまで

施設情報
傘松公園
Kasamatsu Park

〒629-2242 京都府宮津市大垣19-1
TEL.0772-27-0032(丹後海陸交通(株))
https://www.amano-hashidate.com/kasamatsu_park/