●城下町・出石の名物そばは、
ひきたて・打ちたて・ゆがきたて
碁盤の目に走る道に、続く平入りの町家が並び、出石城跡、家老屋敷など歴史の面影をあちこちに残す出石のまち。江戸時代、5万8千石の城下町として栄えた城下町・出石の名物が「手打ち皿そば」。
白い出石焼きの小皿に盛り分ける独特の「皿そば」スタイルは江戸末期からはじまったとか。5皿が1人前で、ネギ、ワサビ、卵、山芋、のり、おろしだいこんなど、好みの薬味を混ぜ合わせて食べる。
追加のそばは1皿ずつ頼めるので、食べる量も加減しやすい。また、何人かで食べくらべするのもおもしろそうだ。町内には40軒あまりものそば屋があり、そば粉とつなぎの割合などはそれぞれだが、「ひきたて・打ちたて・ゆがきたて」の三たてを守るのが出石そばのこだわりだ。そば好きなら、何軒かはしごをして好みの店を探してみたい。
●出石そばの大喰いに挑戦してみよう!
桜の名所・出石城跡では、毎年、4月上旬〜5月上旬に「桜まつり」が開催され、恒例のイベントとして「出石そば喰い大会」が行われる。個人の部・団体の部(3人)・家族の部があり、時間内に食べた皿そばの数を競う。
●秋は「いずし新そばまつり」&「永楽館大歌舞伎」を開催
秋はそばの実の収穫を迎え、毎年11月上旬に出石総合支所前広場で「新そばまつり」が開催される。香り高い新そばを味わってみよう。また、平成20年に大改修を終えてよみがえった明治期の芝居小屋「永楽館」では、「大歌舞伎」を開催。
*出石 永楽館HP
http://www.izushi-tmo.com/eirakukan/
●そば打ち道場(出石そばの手打ち体験)
町内には、出石そばの手打ち体験ができるところが数カ所ある。粉に水を混ぜる水まわしから、練り込み〜丸出し〜のばし〜切るまでをそば職人さんが指導してくれ、自分で打ったそばは、その場でゆがいてもらい、味わうことができる(のばしの過程からの体験もあります)。体験はいずれも予約が必要、少人数でもOKだ。
詳しくは、但馬國出石観光協会へ(TEL 0796-52-4806)
住所 | 兵庫県豊岡市出石町 |
---|---|
関連サイト | NPO法人但馬國出石観光協会 |