●春日局が生まれ育った黒井城の下館
戦国時代の城下町の中心地だった黒井地区にある「興禅寺」。背後には山全体が巨大な要塞だった黒井城跡があり、ともに国の史跡に指定されています。戦国時代の城主は、戦いのない平時は山すその下館に住んでおり、その館跡が興禅寺で、満々と水をたたえた七軒濠、野面積みの高い石垣、白壁などが当時の様子をよく伝えています。
興禅寺はまた、徳川家光の乳母として知られる「春日局(かすがのつぼね)」が生まれた地としても有名。「お福さま」と呼ばれていたのちの春日局は、3歳までの幼少時代をここで過ごしており、「お福の産湯井戸」や「お福の腰掛け石」などが残っています。
住所 | 〒669-4141 兵庫県丹波市春日町黒井2263 |
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料金 | 拝観無料 |
交通手段 | ●電車:JR福知山線黒井駅から徒歩15分 ●車:中国自動車道(吉川JCT)→舞鶴若狭自動車道(春日IC)→R175へ |
関連サイト | 丹波市観光協会ホームページ |