阿瀬渓谷は、金山峠(標高760m)を源とする阿瀬川の最上流で、急傾斜の谷間を縫うように流れる渓谷には、約3kmにわたって、いたるところに大小さまざまな滝があり、「阿瀬48滝」と呼ばれてみごとな景観を連ねています。滝によって変化する水音に耳を澄ませるのも一興。
48滝の中で、鋳物師(いもじ)が美しさにみとれた「いもじが滝」、豪傑の伝説をもち、落差30mの白い瀑布がいく筋にも分かれて岩肌を落ちる「源太夫滝」、岩の形が恐ろしい「恐れ滝」、阿瀬渓谷最大の滝「龍王滝」、不動尊の分身とあがめられる「不動滝」は、“阿瀬五瀑”と呼ばれています。
氷ノ山・後山・那岐山国定公園の一角を占める阿瀬渓谷は、「ひょうご森林浴場50選」「ひょうご風景100選」に選定されており、広葉樹の多い渓谷は、目にしみるような新緑、深い緑に包まれる夏、全山が燃えるように染まる晩秋と、季節が美しく移り変わります。とくに新緑と紅葉がみごと。ヤマメが泳ぎ、カジカがなき、山菜が芽吹く、静かで心やすまるアウトドアスポットです。
◆見ごろ=10月下旬〜11月下旬
住所 | 〒669-5359 兵庫県豊岡市日高町羽尻 |
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TEL | 0796-45-0800(日高神鍋観光協会) |
交通手段 | JR江原駅からバス・金谷行きで25分、終点下車、登山口まで徒歩30分。 |
関連サイト | 日高神鍋観光協会 |