●江戸時代の豪商屋敷
三上家は屋号を元結屋(もっといや)といい、江戸時代において宮津城下有数の商家のひとつで、酒造業・廻船業・糸問屋等を営む一方で、宮津藩財政や宮津城下の町政に深く関わっていました。
天明3年(1783)の火事で焼失したことから、主屋棟は外部に面する柱を塗りこめる大壁造・土扉を設け耐火構造としています。座敷等は非常に質の高い贅を尽くしたものとなっており、天保9年(1838)には幕府巡見使の本陣となり、慶応4年(1868)には山陰道鎮撫使・西園寺公望の宿舎にもなりました。
平成元年に京都府指定有形文化財に指定され、平成15年には主屋をはじめとする8棟が国の重要文化財に指定されました。その間、平成12年には庭園が京都府指定名勝となっています。
住所 | 〒626-0014 京都府宮津市字河原1850 |
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TEL | 0772-22-7529 |
料金 | 一般350円・中学生以下 250円 |
交通手段 | ●電車:京都丹後鉄道宮津駅から徒歩15分 ●車:中国自動車道(吉川JCT)〜舞鶴若狭自動車道(綾部JCT)〜京都縦貫自動車道(宮津天橋立I.C)〜府道9号〜R176〜R178へ |
営業時間 | 9〜17時(入館は16時30分まで) |
関連サイト | 旧三上家住宅-天橋立観光協会ホームページ |