国の史跡「丹後国分寺跡」に隣接する府立の資料館で、京都府北部の歴史・美術・考古・民俗などの資料を収集・調査・研究し、展示を行っています。
「丹後の歴史と文化」についての常設展示「海国・丹後を巡る」のほか、テーマをしぼった企画展を年に4回程度、特別展を年に1回開催しています。
本館の前に広がる史跡「丹後国分寺跡」は、奈良時代に聖武天皇の詔によって造られたもので、現在は、南北朝時代に再建された金堂と五重塔などの基壇や礎石が残っています。雪舟が国宝「天橋立図」に描いた国分寺の建物は、まさに、この礎石の上に建っていたものです。
また、敷地内には、江戸時代に宮津藩の大庄屋を務めた永島家の主屋を移築・復元して「旧永島家住宅」(京都府指定文化財)として公開し、昔の道具などを展示しているほか、カマドや囲炉裏を使った体験も行っています。築170年を越える茅葺き民家の縁側から眺める天橋立の景観は絶景で、人気の撮影スポットにもなっています。
このほか、企画展や特別展に関連する「文化財講演会」、学芸員の案内するウォーキングツアー「ぶらり丹後」や、「古文書講習会」、「紙すき教室」などの活動も行っています。
詳しくは、公式HPでご案内しています。
住所 | 京都府宮津市字国分小字天王山611-1 |
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TEL | 0772-27-0230 |
料金 | 普通展示 大人200円(団体150円)小人50円(団体40円) 特別展示 大人250円(団体200円)小人70円(団体50円) ※企画展開催中は、普通展示の観覧料です。 ※小人は小中学生です。 ※団体は20名以上の場合です。 ※65歳以上の方、身体障害者手帳をお持ちの方と介護者は無料です。 小中学校等が学校教育活動として観覧する場合も無料です。 ※府内にお住まいの方は、きょうと子育て応援パスポートをご提示いただくと、小学生以下のお子さんと同伴された親または祖父母の方1名分の観覧料が無料になります。 |
交通手段 | 列車の場合 京都丹後鉄道宮豊線「天橋立駅」または「岩滝口駅」から丹海バス(経ヶ岬・蒲入・伊根方面行き)で「丹後郷土資料館」下車すぐ お車の場合 京都縦貫自動車道「与謝天橋立IC」から車で10分、「宮津天橋立IC」から25分。「天橋立駅」から車で15分。 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
休日 | 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12月28日~1月4日) |
ホームページ | 丹後郷土資料館 |