エリア:朝来市  カテゴリ:城跡

竹田城跡
(たけだじょうせき)

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●春は桜、夏は新緑、秋は雲海、冬は雪景色変化に富んだ表情をみせる
山頂にそびえる全国屈指の完存する遺構

竹田城は、嘉吉年間(1441〜43)、但馬の守護大名、山名宗全が出石城の出城として播磨・丹波から但馬への侵略路へ位置するこの地に13ヵ年を費やして築いたと伝えられています。当時は、土塁をもとに作られた城と考えられ、現在のような豪壮な石垣積みは、文禄年間から慶長の初期(1600頃)にかけて、赤松広秀が築いたとされています。

竹田城の石垣の積み方は、織田信長の安土城と同じ技術で、自然石を石の声を聞きながら積むと言われる近江穴太衆の手による穴太流石積み技法が用いられています。野面積みで、石材は現地のほか山麓付近から集めたものと考えられ、花崗岩で最大のものは5トンと推測されています。その石垣は、四百年を経た現在でも、当時の偉容をそのままに誇っています。

天守台を中央に、南千畳、北千畳、花屋敷が放射状に配され、その姿は、虎が臥せているようにも見えることから、別名「虎臥城(とらふすじょう)」とも呼ばれています。山の地形を巧みに活用し防御に対する配慮の綿密さなどから考えると、よほど堪能な人の手による構築といえます。規模は南北400メートル、東西100メートル。完存する遺構としては、全国屈指のもので、国史跡に指定されています。

春は桜、夏は新緑、秋は雲海、冬は雪景色と変化に富んだ表情を見せます。

住所〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田
TEL079-674-2120
料金大人(高校生以上)1人500円、中学生以下無料 (令和元年10月1日現在変更なし)
交通手段●電車:JR播但線竹田駅下車、徒歩1時間もしくは車で10分
●車:中国自動車道(吉川JCT)〜舞鶴若狭自動車道(春日I.C)〜北近畿豊岡自動車道(和田山I.C)〜R312へ。中国自動車道(福崎I.C)〜播但連絡道路(和田山I.C)〜R312へ。
休日12月1日から「竹田城跡」はウィンターシーズンに入ります。(12月1日から翌年1月3日)
  ※1月4日から2月末は、竹田城跡への入城はできません
【観覧時間】
 12月1日~翌年1月3日の間   午前10時から午後2時(最終登城 午後1時)
【登城ルート】
 「山城の郷」ルートのみ
 ※12月は天空バスが運行しておりませんが、竹田城跡中腹バス停へのタクシーなどの乗入は、12月10日まで可能です。
   ※駅裏登山道、表米神社登山道、南登山道は通行できませんのでご注意ください。
【入場禁止となる場合】
•気象警報が発令された場合
•城跡内や登山道に雪が積もっていたり、または凍結していたりした場合
•その他、竹田城跡への登城が危険と判断される場合
  ※入城が危険と判断される場合、竹田城跡への入城を禁止します。
    当日の入場の可否については、竹田城跡公式ホームページにてご案内させていただきます。

(冬)ウインターシーズンは登城開始が10時からとなっており、早朝に竹田城跡へ登ることができませんのでご注意ください。
ただし、竹田城跡の向かい側の山にある「立雲峡」であれば、早朝の竹田城跡をご覧になることができます。
※早朝は降雪や凍結に十分に注意し、懐中電灯を携帯の上、暖かい服装でお越しになるようお願いします。
関連サイト朝来市観光協会
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