県指定天然記念物の山桜。もとは寛保2年(1742)頃に、藩の奨励によりコロビ(油桐)畑として開墾されたときの地境の目印として植えられたとの記録があります。常神半島の神子(みこ)地区の東西1キロ、南北200メートルの区域に広がっていて、4月上旬、春霞の穏やかな海に合わせるかのように、山桜が芽吹いたばかりの薄緑色の半島を点々と桜色に淡く美しく咲き染めます。
その数の多さに地元の人は「千本桜」と呼んでいて、若狭湾と山桜の見事な景観を楽しめます。漁船で海から山桜を楽しむこともできます(要問合せ)。
住所 | 福井県三方上中郡若狭町神子 |
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交通手段 | ●電車の場合:JR三方駅から町営バスで30分 ●車の場合:舞鶴若狭自動車道若狭三方ICから車で30分 |