小説家 志賀直哉が湯治のため城崎温泉を初めて訪れたのが1913年。
滞在中の出来事を書いた『城の崎にて』(1917年発刊)は、志賀作品を代表する短編として
今なお多くの人に読み継がれています。
また、白樺派を中心に多くの文人墨客が訪れたことから、
いつしか城崎温泉は「歴史と文学といで湯の街」として知られるようになりました。
城崎温泉街の真ん中に建ち、城崎温泉ゆかりの作家に関する展示を行う豊岡市立城崎文芸館は1996年に開館。
オープンから20周年を迎えた2016年秋、展示内容を大幅にリニューアルし、
より深く愉しく文学に親しんでもらえる施設へと生まれ変わりました。
城崎温泉の歴史や所縁ある文人墨客の作品を紹介する常設展に加え、
半年ごとに展示や内容が変わり、現代の作家や作品もとりあげる「企画展」も開催。
エントランスをくぐるとぱっと目に入る大きな本のオブジェに映る
ライゾマティクス社作の映像インスタレーションが、来る人々を文学の世界へと誘います。
SHOP&SALON KINOBUNでは話題の本にも出合うことも。
城崎温泉で今、必ず訪れたいスポットです。
住所 | 〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1 |
---|---|
TEL | 0796-32-2575 |
料金 | 大人 500円、中高生 300円 |
交通手段 | ●電車:JR山陰本線・城崎温泉駅下車、徒歩約5分 ●車:中国自動車道(吉川JCT)→舞鶴若狭自動車道(春日I.C)→北近畿豊岡自動車道(八鹿氷ノ山I.C)→R312へ。中国自動車道(福崎I.C)→播但連絡道路(和田山I.C)→北近畿豊岡自動車道(八鹿氷ノ山I.C)→R312へ。 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休日 | 毎週水曜日、年末年始 |
ホームページ | 城崎文芸館 |