戦国時代の大名・織田信長の重臣の一人で「本能寺の変」でも知られる『明智光秀』。天正3年(1575)から丹波平定に着手し、その後福知山城を築きました。そのほかにも北近畿エリアには、光秀の盟友「細川藤孝(幽斉)」や光秀の娘「細川ガラシャ」など、ゆかりの地が点在しています。2020年大河ドラマの主人公・明智光秀の足跡を辿る旅へ出かけましょう。
>>各ページをクリックしてください。
Vol.03|八上城跡(兵庫県丹波篠山市)/山家城址公園(京都府綾部市)
八上城跡
美しい形から「丹波富士」とも呼ばれる高城山に、波多野秀治の居城である八上城がありました。4年にわたる丹波攻めの舞台となり、難攻不落の山城として名高い八上城でしたが天正7年に落城しました。光秀は丹波攻略の際に、波多野秀治に実母を人質として預けましたが、織田信長が約束を反故にし秀治を殺害したため、秀治の家臣が高城山で光秀の母を殺害したといわれています。
住 所
〒669-2432 兵庫県丹波篠山市八上上字高城山
お問い合わせ
丹波篠山市役所 商工観光課 079-552-1111
山家城址公園
明智光秀の丹波平定の際、山家城(甲ヶ峯城)城主・和久氏は光秀に降伏したものの、城の破却命令に応じず、追討されたとされています。本能寺の変の後、羽柴秀吉により山家藩主に封ぜられた谷衛友が、その麓に次の山家城(後の山家陣屋)を築城しました。現在は公園として整備され、模擬復元された城門の2階には資料館、正面には谷家を祀る谷霊神社、北側には空堀もあります。園内は桜や梅、紅葉など四季折々の自然が美しく、「京都の自然200選」にも選ばれています。
住 所
〒629-1256 京都府綾部市広瀬町上ノ町76
お問い合わせ
山家公民館 0773-46-0345