戦国時代の大名・織田信長の重臣の一人で「本能寺の変」でも知られる『明智光秀』。天正3年(1575)から丹波平定に着手し、その後福知山城を築きました。そのほかにも北近畿エリアには、光秀の盟友「細川藤孝(幽斉)」や光秀の娘「細川ガラシャ」など、ゆかりの地が点在しています。2020年大河ドラマの主人公・明智光秀の足跡を辿る旅へ出かけましょう。

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Vol.06|細川ガラシャ味土野隠棲地・久美浜城下町(京都府京丹後市)

細川ガラシャ味土野(みどの)隠棲地

「本能寺の変」後、夫・細川忠興の命により明智光秀の三女・玉(のちのガラシャ)は、標高約400mに位置する京丹後市弥栄町味土野に幽閉されました。静かな山中で豊かな自然と人々の温かさに包まれ2年余りを過ごしました。居住した女城跡には「細川忠興夫人隠棲地」の記念碑や当時使っていたといわれる古井戸が残っています。

住 所
〒627-0102 京都府京丹後市弥栄町須川
お問い合わせ
京丹後市観光公社 0772-72-6070

久美浜城下町

久美浜城(松倉城)には、丹後を平定した細川氏の家臣である松井佐渡守康之(まついさどのかみやすゆき)が入り、城下町が整備されていきました。「うなぎの寝床」と呼ばれる細長い造りの町家の他、陣屋川、陣屋橋と当時の名残を今でも見ることができます。江戸時代の豪商「稲葉本家」を中心に城下町のまち並みはゆったり散策にぴったりです。

住 所
京都府京丹後市久美浜町